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2005年 07月 12日

不思議なともだち

閑。様より不思議なスレの紹介。

923 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2005/07/06(水) 19:23:14 ID:t1/vQKlq0
長いしキティな話しだけど書かせて欲しいんだ。

幼稚園に入るちょっと前ぐらいか?
子供の頃に毎日のように一緒に遊んでくれた不思議な動物がいた。
大きさは、自分よりも大きかったから、犬のゴールデンレトリバーぐらいだと思う。
がっしりとした体で足が太く、体は真っ白で毛が長く、目は濃い水色で透き通ってた。
今でもハッキリと覚えてるのは、尻尾が5本あった事と、両目の間から山吹色の短い角みたいなのが一本生えていた事。
俺はその動物を「ワンタ」と呼んでいた。
俺が好きだったグレープジュースを一緒に飲んだり、白い柔らかなせんべいみたいなお菓子を分け合って食べたりしてた。
よく俺がワンタと一緒に遊んでいると、おふくろは一度だけワンタを見た事があるからなのかな、ジュースを2つ用意してくれたのを覚えてる。
ただ、親父にはワンタは見えないらしく、勝手にワンタのジュースを片づけてしまったりして、よく俺が泣いていた。
ワンタは中学校に入るちょっと前ぐらいに
『もうお前と遊ぶことができなくなってしまうなぁ。でも、いつもここにいるからな』
みたいな事を言われて以来、ワンタと会えなくなった。
中学校1年の中頃まで、毎日のように庭に出たけど、あの日以来、ワンタの姿を見る事はできなかった。


924 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2005/07/06(水) 19:26:34 ID:t1/vQKlq0
どうして、突然、こんな事を書こうと思ったかと言うと、実は俺、ちょっと前まで膵炎で入院してたんだ。
痛いし、何も飲み食いできないしで、えらい苦しかったんだけど、ある夜、夢にワンタが出てきたんだ。
俺がベッドで横になっていると、俺の足下にワンタが座ってた。
「ああ、久しぶりだなぁ……」
と俺が言うと、ワンタは、心配そうな顔つきでじっと俺の顔を見つめると、突然ガウッと吠えて俺の胸に食らいついた。
痛みはなく、ワンタが何かをしてくれているという事を感じたので、しばらく胸元に食らいついている姿を見ていると、やがて顔をあげたワンタの口に何かがぶら下がっていた。
黒いゲジゲジのような虫のようで、それは空気に解けるようにして消えてしまった。
『もう大丈夫だな』
ワンタがそう言った所で目が覚めた。
翌日、目が覚めると体が軽く、その夢を見た日を境に俺の体調は、医者も驚くほどの早さで一気に好転していった。

子供の頃に毎日のように一緒に遊んでくれた不思議な動物がいた。
俺の子供の頃の記憶から飛び出したワンタは、俺を救ってくれた。
おそらく、何となくだけど、もう生きている間には二度とワンタと会えないような気がする。
庭に向かってお礼を言っても、それが伝わっているか、今の俺には分からない。
だから、このスレに書かせてほしいんだ。

ワンタ、助けてくれてありがとう。
たまに、庭にグレープジュースを置いておくから飲んでな。




490 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 2005/07/10(日) 23:15:23 ID:TA8A1pS50
なんか思い出した、子供のころの妙な友達。

自分、両親共働きで鍵っ子。
とは言っても託児所みたいな所で遊んで帰って、家で一人でいるのは一時間も無い。

んで、その一時間がその「ともだち」との交流の時間。

うちに何故だか有った、腹話術用の人形なんだが、そいつは何故か妙にお洒落で、子供心に美形な15歳ぐらいの顔の人形だった。
どうやら両親が古道具屋で惚れて買ってきたらしいんだが…そいつはすごいお喋りだった。
いっつも和室のタンスの上に置いてあったんだが、さすがに自立は出来ないらしく、俺が来るとクイっと足を組んで、組んだ上に両手を置く。
超気取り屋。超キザっぽかった。で、いろんな話をしてくれた。と、言ってもいつも彼の体験談。演じた劇のお話とかそんなん。
(おかげさんで俺は、ろくに本を読まないのに童話とかには超詳しかった。)

で、ある日。何時もどおりに「ともだち」と他愛の無い話をしてたんだ。そしたら、妙な事を言い始める。
「さて。そろそろ僕たちもお別れだ。○○(俺)にはやらなきゃいけないことがある。遠足の準備をしな。
ありったけのお菓子をリュックに詰めて、お布団の近くに置くんだ。大事なものもリュックに入れて、いつでも遊びにいけるようにね。
着替えも近くに置いとくといいね。僕?僕も行くよ?でも○○とは違う。うん、ここより面白そうな所だ。うん。きみより面白いよ。」
とまあこんな意味合いと調子で。

で、俺は当時、非常にアレな子供だったから、遠足の言葉に喜んで、リュックにお菓子詰め込みまくったさ。
おかんとかはまた俺の奇行かとおもって、流してくれたが。

で、その日寝てると、急に両親にリュックと一緒に連れ出された。俺は寝ぼけてわからなかったけど、地震らしい。
いわゆる、阪神大震災。家、盛大に半壊。「ともだち」は、行方不明。服の生地すら見つからんかった。

そんなかつての友を思う不可解な話。
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